福井 守 / 木のオブジェ fo-024
造園家さんから譲り受けた栗の木から生まれた作品です。鉄染されていますが、部分によっては深い黒に染まっていたり、栗本来の青みが強く残った部分は明るい色になっていたりと、コントラストが面白いです。そして軽いです。
木という素材に導かれるままに削り出し形になっていく福井守さんの作品。思い通りの形にしていくのではなく、木との中間点を見つけていくという感覚が近いと彼は言います。木との対話によって生まれる作品は一つとして同じものはなく、どれもが個性的な表情と存在感です。
[特記事項]
・天然の無垢材が用いられています。環境の変化により多少変化がありますが、それも木の特徴・風合いとしてお楽しみください。