福井 守 / 木のオブジェ 012

樫の木から生まれた作品です。大きく開いた割れ目が特徴です。虫が入っていたと思われる穴が模様になっています。鉄染されていますが部位によって染まり具合が違い色のグラデーションが綺麗です。樫は質量が大きい木なのでずっしりとした重みがあります。
木という素材に導かれるままに削り出し形になっていく福井守さんの作品。思い通りの形にしていくのではなく、木との中間点を見つけていくという感覚が近いと彼は言います。木との対話によって生まれる作品は一つとして同じものはなく、どれもが個性的な表情と存在感です。

作家
福井 守
サイズ
幅.190 奥行.130 高さ.110 mm
素材
本体:樫(鉄染)
価格
sold

[特記事項]
・天然の無垢材が用いられています。環境の変化により多少変化がありますが、それも木の特徴・風合いとしてお楽しみください。